いつも弊社の検査をご利用いただき、誠にありがとうございます。
このたび、細胞診からのリンパ球免疫染色(悪性リンパ腫T/B鑑別検査;新Kiel分類でのご報告)のご依頼方法について、弊社での技術改良により下記二点が変更となります。
- 指定のスプレー固定液での固定処理の廃止(病院様での固定処理不要へ)
- 細胞診(ギムザ染色)を行ったスライドを脱色再利用して免疫染色を実施
従来、当該検査のご依頼には、弊社販売の「塗抹作製キット(スプレー固定液付き)」にて免疫染色用塗抹(細胞診用塗抹とは別に)を作製いただく必要がありましたが、今後は細胞診スライドを再利用しての染色が可能となったため、免疫染色用の塗抹を別に作製いただく手間がなくなります。
但し、免疫染色工程では細胞が剥れやすいため、剝離防止コートガラス(弊社販売)への塗抹が引き続き必須となります。ぜひ、悪性リンパ腫疑い検体の細胞診用スライドガラスとして、ご購入検討いただければ幸いです。
詳細につきましては、PDF資料をご参照ください。
なお、従来の方法で作製し免疫染色用スライドとして送付いただいたスライドにつきましては、弊社にてギムザ染色を行い全て細胞診として検査いたします(細胞診同時依頼の場合のみ)。細胞診で悪性リンパ腫が確定し免疫染色実施となった場合は、塗抹の状態が最適なものを選択してリンパ球免疫染色に使用いたします。